手足口病は乳幼児に多く、感染力が強い病気のため、家庭内での予防策は非常に重要です。一度感染しても異なる型のウイルスで再感染する可能性があるため、免疫がついても油断はできません。家庭でできる予防策を徹底し、感染リスクを最小限に抑えましょう。最も基本的な予防策は、「徹底した手洗い」です。手足口病の原因ウイルスは、主に鼻水、唾液、便の中に排出されます。感染者の排泄物を処理した後や、食事の前後、外出から帰宅した後などは、石鹸と流水で丁寧に手を洗いましょう。特に、子どものおむつを交換した後や、排泄介助をした後は、大人も子どもも念入りな手洗いが必要です。指の間、爪の中、手首までしっかりと洗うことを心がけましょう。次に、「手指消毒の活用」も効果的です。石鹸と水で手洗いできない環境では、アルコール手指消毒剤を使用するのも良いでしょう。ただし、エンテロウイルスはアルコール抵抗性を持つ種類もあるため、アルコール消毒だけで十分とは言えません。基本は石鹸と流水による手洗いです。三つ目に、「身の回りの消毒」も感染拡大防止に繋がります。手足口病のウイルスは、おもちゃやドアノブ、テーブルなど、様々な場所に付着している可能性があります。特に、小さな子どもが舐めたり触ったりする可能性のあるものは、定期的に消毒するようにしましょう。次亜塩素酸ナトリウムを含む消毒液(家庭用漂白剤を薄めたものなど)が効果的です。ただし、使用する際は換気を十分に行い、色柄物への使用は避けるなど、製品の注意書きに従ってください。四つ目に、「タオルの共有を避ける」ことです。感染者の鼻水や唾液が付着したタオルを他の家族と共有すると、ウイルスが広がる原因となります。家族一人ひとりが自分専用のタオルを使用し、定期的に洗濯して清潔に保ちましょう。食器の共有も避けるべきです。特に乳幼児は、おもちゃや食器を口に入れることが多いため、個別の使用を徹底し、使用後はきちんと洗浄・消毒することが大切です。
手足口病予防と免疫!家庭でできること